
※写真は、八回、3者連続三振の圧巻投球で上原につないだ藤川球児 ■星野ジャパン、球児&浩治でパーフェク投! 2008.8.15 05:15 操作メニューをスキップして本文へ 印刷するブックマーク : 藤川は八回、3者連続三振の圧巻投球。最高の形で上原につないだ(撮影・前川純一郎)【フォト】 北京五輪1次リーグ(14日、日本6−1台湾、五ケ松球場)やはり最後は上原だった。点差が5点に開いた九回、わずか7球で3人を封じた。日本では日付が変わった15日午前零時16分、1時間遅れで始まった苦闘にケリをつけた。
先発の涌井が6回1失点で乗り切ると、白球のバトンは岩瀬へ。八回に『球児』がMAX151キロ、圧巻の3者連続空振り三振でつなぐ。藤川の快投が、日本ベンチに「1勝」への確信を呼び込む。九回に4点を追加して『浩治』をマウンドに迎えた。
「九回の4点でメチャメチャ楽になった。岩瀬、球児は緊張があったと思うけど、ボクのは参考程度。チームもこれで大丈夫」
不調から一時は出場辞退も考えた日本のエース。だが日の丸を背負ったマウンドで、直球は伸び、フォークは落ちた。巨人での不振を完全に払しょくした7球。学生時代から続く国際試合の無敗記録は24試合まで伸びた。
「日の丸はこれが最後だと思う」と話して北京五輪に臨んだ上原。「1点差なので開き直るしかなかった。三振は狙っていないけど(バットに)当てられないように心掛けました」と藤川。北京五輪に日本の誇る『球児・浩治』が見参だ。
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