
■マー君衝撃3Kデビュー!最速151キロ…野球 ◆北京五輪 野球1次リーグ キューバ4−2日本(13日・五カ松球場) マウンド上で吠(ほ)えた。田中は最初の打者ベルを、カウント2−1から外角低めのスライダーで空振り三振に斬ると、感情をむき出しにした。
2点ビハインドの7回。五輪に出場するプロ選手としては史上最年少の19歳は、3番手のマウンドを託された。「きっちり3人で抑えたかった」と試合後に反省した通り、1死からデスパイネに右前打、2死一塁からはパレに四球を許してピンチを背負った。それでも奪ったアウト3つはすべて空振り三振。直球は最速151キロをマークし、気合は白球に乗り移っていた。
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