
■北京に到着し、集まった報道陣に手を振る野球日本代表の田中(手前)と上原=北京空港で2008年8月10日午後2時43分、佐々木順一撮影 野球日本代表は10日午後、成田空港発の航空機で北京入りした。到着ロビーに日本選手団制服の水色のブレザーを着用し、姿を現した星野仙一監督は、待ち受けた報道陣に「ニイハオ(こんにちは)」と中国語で話しかけ、笑顔を浮かべた。主将の宮本慎也内野手(ヤクルト)やダルビッシュ有投手(日本ハム)ら選手は疲れた様子はなかったが、やや緊張した面持ちだった。
この日夜には、予定していた競技会場の五※松野球場での練習が雷雨によるグラウンド状態不良で中止。そのため選手たちは、柔道やレスリングの日本代表が練習で使用している「JOCジャパンハウス」内の体育館でストレッチや素振りなど軽めのメニューで汗を流した。
韓国代表もこの日、北京に到着。李スンヨプ(巨人)は緊張感を漂わせながら、チームの移動バスに乗り込んだ。 ■【北京=丸山和郎】金メダルを目指す野球日本代表が10日、北京入りした。北京国際空港に到着した星野仙一監督は、ロビーで花束を受け取り、笑顔を見せた。現地入りした選手たちは、引き締まった表情で迎えのバスに乗り込んだ。
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